外壁塗装で注意すべきは塗る場所と方法

外壁塗装で注意すべきは塗る場所と方法

外壁塗装は一般的には外壁の全ての面に対して塗装をする方法になりますが、住宅によっては塗る場所と施工方法を事前に確認することが必要とされるケースもあります。
外壁塗装自体は全ての塗装面を対象としても、軒裏天井の塗装の他に、基礎部分の塗装、ホームタンクやベランダのフェンスまで範囲が広げることも可能です。
サービス豊富な会社の場合では無料で施工することも少なくはありませんが、もしもサービス内容に含まれていない場合は事前に確認をとることは必要になります。
施工の手段はエアブラシを使う場所は外壁に限定されますが、依頼先の塗装会社によっては全ての面をローラーと刷毛塗りで仕上げている場合も多いので、この部分に関しては全てを任せても問題はありません。
ただし注意すべき点の中には、下塗りを省略してしまう塗装会社があるので、契約する前に見積書と不明点があれば質問をしておくことで後から後悔してしまうことなく外壁塗装を済ませられます。

外壁塗装では場所によって塗料を適切に選択！

外壁塗装は同じ塗料を全面に塗ると思われがちです。
そのほうが効率的ですが、建物の耐久性などに関しては最適な方針とはいえません。
なぜなら、建物の外壁が劣化するペースは場所によって違っているからです。
たとえば強烈な日差しを浴びる面と、隣のビルの陰になっている面とでは大きな差があります。
前者は紫外線の影響でボロボロになっているのに、後者は新築時とあまり変わらないようなケースも多いです。
風雨についても同様で、一面だけにヒビが集中しているケースなども見受けられます。
この場合、劣化が激しい場所には高級な塗料を使い、それ以外に関しては廉価版を使うという選択肢もあるでしょう。
高級な塗料には紫外線カットや防水などの性能があります。
ですから、建物のリスクが大きな面を集中的に補給するというわけです。
それでも最も早く劣化することも十分にありえます。
とはいえ、次の外壁塗装を必要とするタイミングが、全面について揃いやすくなるでしょう。